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溶接人の皆様よりいただいた質問

【使用機種:IMAX80】

IMAX80での3.2厚の鉄板に対するT字の隅肉溶接に関する質問です。

数ヶ月間練習を続けているのですがただの一度も三角形のビードが形成されません。ビードが出来てもどちらか片側に出来るだけでもう片方ではすべるように全く変化をしません。運棒で修正しても対の母材に移るだけで綺麗にもう片側を避けてしまいます。
『手溶接技能の伝承』を参考にグラビティー溶接を意識した ストリンガで行っていますがIMAX80で、100V、φ1.4〜φ2.0の場合でも、同様の方法で可能なのでしょうか?


 

IMAX80で、100V、1.4〜2.0径の場合でも三角形(うろこ状)のビードはできます。溶接は薄板(特に板厚が0.8〜1.4mm)であるほど、
穴も開きやすくなるし、ビードを出すことが難しくなります。
(ビードが出ていなくとも母材同士が溶け込みあって接合していれば、溶接の強度上の心配はありません。溶接ではビードの形状よりも溶かし込みが重要です。)

大型の溶接機で厚い材料の溶接の方がビードは綺麗に出やすくなります。また速度や溶接電流が違うため、IMAX80ではやや早めです。ビードは細い溶接棒ほど細い形状なります。

ホルダには手を添えるくらいでその自重で溶接棒を溶かしていって下さい。

隅肉溶接のコツはイラストのようにT字の角よりも少し手前側(矢印部分)を溶接します。

手がぶれないように安定した姿勢と一定の速度で溶接していけば
綺麗にビードが出てきます。
(手棒溶接も半自動溶接も溶接材料が異なるだけで同じことが言えます。)

アークを切った後、溶接するもの同士が赤くなってすぐに消えるくらいに熱を加えて下さい。赤くなりパチパチ火花が出る場合は、熱を加え過ぎです。

まずはφ2.0の溶接棒を使って3〜4mmの鉄板の突合せ溶接で
ビードを出す練習がお薦めです。

"溶接の裏技→うまく溶接できない"の溶接スピードによるビードの違いも参考に。

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