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門扉、手すり、ポストや表札などのエクステリアから、アイアン家具、雑貨、店舗什器や看板などのオーダーメイドを中心に制作。金子氏の手にかかると鉄という素材が、繊細にも力強くも変化し、自在な動きや様々な表情を見せてくれます。


金子氏がモノづくりの世界に入った原点にはこの思いがある。
大学では生物学の研究を専攻し、その後製造メーカーに就職し品質管理業務に携わる中で、自らの目指す“モノづくり”のあり方と向き合った。その中で様々な表情を持つ“鉄”という素材に魅了され、そこから金子氏の鉄を使ったモノづくりがスタートしました。


もともと車の修理工場だったというスペースをアトリエとして使用。広々とした工房には溶接機をはじめコークス炉やエアーハンマーといったものから、自分のイメージを表現する為の自作の工具類が次の出番を心待ちにしているかのように並んでいます。

現在はオーダーメイドの仕事を中心に制作をしている金子氏。「素材や物、空間、スタイル、そして人・・・様々な異なるものを融合させ、ひとつに繋げていけるような仕事をしたい!」と語る。

オーダーメイドの1点ものというとお客様の要望をデザインする難しさがあるのでは?
「出来る限りお客様に直接会って、会話を交わし、その人の持つ人柄や雰囲気、その使われる空間などを感じ取って制作します。」
お客様のイメージを的確に捉えて形にする金子氏は、柔軟さの中にもモノづくりへの一本筋の通った強さを感じます。それはまさに“鉄”そのもの・・・・。

「今は自分のスタイルを決めてしまわず、逆にお客様から新しい世界を教えてもらい、自分の引き出しのサンプルを増やしている状態。」と言い、もっともっと人としても職人としても幅を広げていきたいと前をまっすぐ見て話す金子氏が印象的でした。

「実際に日々の生活の中で使われ、使う人と共に時を重ねていけるモノを作りたい。」
使えば使うほど愛着がわく、知れば知るほど大切に思える・・・モノもヒトも同じかも知れない。
「自分の作品が作りたいのではなく、お客様が欲しいものを形にして、それを喜んでもらえる仕事がしたいんだと最近思う。」と金子氏。
溶接はそんな夢や喜びを叶える為の大切な手段だと言う。
自分の手で形にしたモノで人に喜びや幸せを与えると同時に、自分の夢をも叶えられる金子氏を正直、とても羨ましく思いました。

また今回お話をお聞きしていて、作り手の自己満足ではない金子氏の“モノづくり”の原点はこれからも決してブレることはないと確信しました。
今後はより制作に専念し、ギャラリーでの展示会やイベントなど発表の場を増やしていきたいという。会場でお客様をはじめ様々な分野の方に接し、刺激を受けるのが楽しみと目を輝かせる金子氏。 今回の取材では我々の思いつくままの問いかけにも、ひとつひとつ・・・・本当に丁寧にお答えいただき、真剣に思いを伝えようとするその姿勢に心を打たれました。

これからもより多くの方に、モノと共に時を刻みたくさんの思い出を紡ぐ“喜び”と“心の豊かさ”を届けてください。各地の展示会にて金子氏の作品とそのお人柄に触れられる機会を楽しみにしています。

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