初めての方へ溶接人通信登録ステップ別作る調べる触れる・感じる読む参加する

鉄が見せる様々な表情に魅了され続ける鍛鉄職人・戸谷真也氏。
そんな鉄を愛する職人集団「鍛鉄空間」を代表する職人として日々、制作に励んでいる。

戸谷真也 鉄の作品展

戸谷氏の活動ベースとなる「鍛鉄空間」の工房は愛知県岡崎市にある鉄工所(新美利一鉄工所・新美広治社長)の敷地内にある。

こちらの新美社長が多くの人に鉄の可能性を感じていただける場所になれば・・・との思いで、作業場や作品展示スペースを提供し職人たちをバックアップ。

戸谷氏にとっても3年前の新美社長との出会いが、その後の制作活動の大きな転機となったようだ。

銅や銀といった様々な金属を扱ってきた戸谷氏だが、鉄をいじりはじめたら鉄が面白くって、それ以来すっかり鉄の虜になったという。
そんな鉄の魅力は? と聞いてみたところ「鉄の肌が好き」との答えが返ってきた。

鉄の質感、鉄の経年変化・・・素直で、まるで生きているかのように様々な表情を見せてくれる鉄の肌がたまらなく好きだという。

そんな鉄肌の味わいを出すのに戸谷氏が最近ハマっているのが「石炭」だそう。
通常、鉄を熱するにはガスやコークスを使用することが多いが、以前から気になっていた石炭を使ってみたら「これがめちゃくちゃおもしろくって!!(笑)」
石炭はガスやコークスより温度が上がり、叩いたときの感触が全然違うのだそうだ。確かに仕上がりもマットな質感でいい味わいだ。

本来、「鍛鉄」ではかしめ、リベット、バンドなどの技法で鉄と鉄を接合する為、溶接の出番は少ない。

しかし戸谷氏は自らを「鍛冶屋の技法とかにあまりこだわらないほうだ」と言い、作るものや接合箇所、またその時の状況に応じて「溶接」を取り入れている。また、手棒溶接の味のあるビードが好きでわざと見せたりと、鍛鉄の枠にとどまらず溶接と上手く付き合っているようだ。

とにかく楽しく作りたい!

また、作品を作るにあたってこだわっているのは「楽しく作りたい!!」ということ。
制作の過程で「こっちの方が絶対かっこいい!!」と思ったら見積りオーバーでもやっちゃう!と笑う。

自分が納得した方が気持ちいいから・・・と「作る」というコトを純粋に楽しんでいる戸谷氏。
テンポの良い会話と真剣な眼差し、そして優しい笑顔で鉄のことを嬉しそうに話す戸谷氏。

今回の取材で“鉄が好きで好きでしょうがない”という思いがストレートに伝わってきた。

そんな戸谷氏の作品が一堂に揃う個展が神奈川県横浜市で、開催されます。

>> 詳細はこちら

(edit:Ruri.I)





鍛鉄空間 [(資)新美利一鉄工所内]
〒444−2112 岡崎市東阿知和町字乗越9-36
MOBILE:090-6612-6069
FAX:0564-66-4488
WEB:http://www.totani.info
MAIL:mail@totani.info

 
Copyright(C) WELDER CO JP All Rights Reserved.