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アイアンクラフト&ガーデンデザイン「じんぱち」の代表者。花や木、緑の中に溶け込むような鉄を表現する。また、モノだけではなく空間のデザイン、施工をしている。

父親が鉄工場(甚八工業)をしていたこともあり、小さな頃から鉄を見て育つ。「じんぱち」の名前の由来はここから、(甚八)は昔からの屋号。

2000年 父親の仕事を手伝いながら庭への興味を持ちガーデンデザインの学校に通う。
鉄の溶接や加工技術は、学校やどこかに弟子入りしたわけではなく、自然と身についていたようだ。

独学でやってきたからこそ、決まりや縛りはなく、自由な発想で考えることが出来る。

始めは、溶接機やアセチレンガスだけで作業を行っていたが、環境や必要性に応じて、鍛造機やガス炉、メタルソーなども取り揃えていったとのこと。

ただし、道具や治具に多くは頼らず、手の感覚で曲げたり、叩いたりして、作るモノひとつずつ違う表情を楽しんでいるそうだ。 既製品と手づくりを組み合わせることや、機械加工と手作業を組み合わせることで、より豊な表現が出ることも知っていた。

新しいものと古いもの、キッチリしているものと不規則なもの、シャープなものと無骨なもの、それぞれ組み合わせのバランスを考えてデザインしているようだ。

外回りのモノが多いので、錆びないようにしっかり塗装も行うが、綺麗に仕上げることに相反して鉄の自然な姿(経年変化で錆びていく)も好きと語る。どちらにしても緑の中に溶け込み、主張しすぎないところに鉄の魅力を感じている。
自分が作ったモノが何十年も経って、そこに存在している。良い意味で時代を感じさせる素材が鉄である。

10年こういう仕事をしてきたが、売ることの難しさや、自分自身の方向性(こうなりたいと強く思いすぎていた)にも悩み、眉間にしわを寄せている時期もあったが、それらを乗り越えて、今は肩の力が抜けて、良い状態で出来るようになった。当時は、嫁に「もっと思い切りやれば良いのに…」と言われたが、その時はその意味すら分からなかったが、今は分かる気がする。

まだまだ、木の文化が強い日本だが、鉄に興味を持つ人が増えてきている気がする。
今後は溶接ワークショップなどもしていきたい、もっと鉄に触れて、手づくりが生み出す魅力を感じてほしいと・・・。
そして自身、緑と組み合わせたモノづくりの可能性にどんどんチャレンジしていきたい。
これからもっと多くの人に、魅力を知ってもらえるように各地で個展もしていきたいと語った。

(edit:Keisuke.A)



アイアンクラフト&ガーデンデザイン じんぱち
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