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インテリア

十五夜

2022年11月18日

日本昔話で見たような風景を箱庭で再現しました。最大の拘りは、一見テーマである「兎」が見当たらないと思わせておいて、ライトUPすると月に兎が映し出されるというギミックです。細部まで作り込み、遊び心とリアリティを兼ね添えた作品となっています。

十五夜

使用した材料

鉄板(板厚1.5㎜)
A3サイズ×3枚
縞鋼板(板厚2.5㎜)
A3サイズ×1枚
フラットバー(幅13㎜×板厚3㎜)
約3.5m
丸棒(φ6㎜)
約30㎝
番線(φ3㎜)
約1m
角棒(6㎜角)
約30㎝
異形鉄筋(φ13㎜)
約30㎝
小物入れケース(池に使用)
1個
水槽用の砂利(池周りの岩に使用)
30粒
UVレジン(池の水に使用)
約150g
鯉のオブジェ
9匹
猫のオブジェ
1匹
竹串(φ3㎜、障子に使用)
約60㎝
竹串(φ2㎜、障子に使用)
約40㎝
障子
約720㎡
鉄パイプ(φ10㎜)
約10㎜

使用した道具

  • SUZUKID アイミーゴ(SIG-140)
  • SUZUKID エスパーダ40(APC-40)
  • SUZUKID アイボーグ180°
  • SUZUKID アイボーグ180°デジタル
  • SUZUKID アイボーグαⅡ
  • SUZUKID マグホールド各種
  • SUZUKID スズペン(P-85)
  • SUZUKID 裏出し手袋(P-106)
  • SUZUKID エッジホッパー(EH-01)
  • SUZUKID 溶接エプロン(P-482)
  • SUZUKID 腕カバー(P-484)
  • SUZUKID 足カバー(P-483)
  • SUZUKID 石筆(P-25)
  • SUZUKID スパブロック(P-449)
  • SUZUKID 防塵マスク(P-581)
  • SUZUKID チッピングハンマー&ワイヤーブラシ(P-74)
  • ディスクグラインダー
  • 塗料スプレー(艶消しクリア)
制作日数
15時間
かかった費用
約5,000円

制作手順

手順1

手順1

チームで意見を出し合い、イメージをスケッチにまとめる。

手順2

手順2

ハレパネを切って貼って試作。

手順3

手順3

ハレパネでの試作完成。

手順4

手順4

まずは部品の作成。 鉄板に石筆で部品の形を描き、プラズマカッターで切り抜きます。 切り抜いたらノロを丁寧に除去し、ディスクグラインダーで仕上げます。 ひたすらこの繰り返しで各部品を作成していきます。

手順5

手順5

部品が出来たら溶接していきます。

手順6

手順6

溶接して木が完成しました! 縞鋼板が良い感じで葉っぱの雰囲気を出してくれます。

手順7

手順7

次々と溶接し組み立てていきます。 バランスを見ながら月の表面に鉄パイプを溶接しクレーターを表現。

手順8

手順8

拘りのギミックの取り付け。 微妙な角度調整を行い溶接します。 溶接してからも番線を曲げて調整します。

手順9

手順9

ウサギ部分をカモフラージュさせるために草をたくさん取り付けます。

手順10

手順10

フラットバーをバンドソーで切断し瓦を作成。 瓦を1つずつ溶接していきます。 気が遠くなる作業ですが、根気よく溶接していきます。

手順11

手順11

屋根を取り付けて縁側が完成。 お月見をするお爺ちゃんとお婆ちゃん、隣には猫とお団子。

手順12

手順12

LEDライトを隠すための離れも瓦を丁寧に溶接していきます。

手順13

手順13

池を取り付けて縁に石を並べます。

手順14

手順14

竹串で骨を作り、障子紙を貼り付けます。

手順15

手順15

池に鯉のオブジェを配置し、UVレジンを流し込みます。 猫が釣りをしていて、鯉を釣り上げようとしている情景を切り抜く。 遊び心も忘れずに!

手順16

手順16

錆止めでクリア塗装を施し、障子を取り付けて完成! 離れが大きすぎるのはご愛敬w

手順17

手順17

おまけ。 溶接光でウサギがくっきり映りました!

コツやノウハウ

●月に映し出される兎を表現するため、草むらに溶け込ますことと、微妙な角度調整に拘りました。 ●月のクレーターを表現するため、薄くスライスした鉄パイプや点付けしました。 ●ビードで木の根を表現しました。 ●風景を表現するため、池と障子を鉄以外の素材で作成しました。 ・池は鯉のオブジェを泳がし、レジンを流し入れました。遊び心で猫ちゃんが鯉を釣り上げようとしているところを表現しました。 ・障子は大小の竹串を繋ぎ合わせて、本物の障子紙を貼りました。障子は実際に開閉出来ます。

このレシピを書いた人