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長田工業所
長田工業所 工場長
長田工業所 副工場長
1991年福井県坂井市にて創業。 30年を超える工事業実績への信頼は固く、そのノウハウを応用した別業態を複数展開。 開かれた鉄工所を標榜する溶接体験事業「アイアンプラネット」を全国にフランチャイズ展開中。同業種の鉄工所との輪を広げ、将来の溶接士となる人材獲得と育成にも力を入れている。 今回はこの長田工業所の基本となる工事業を支える2名に鉄工所での仕事について話を聞いた。
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(西田工場長:以下西田氏)「前職では鉄工とはまるで程遠い仕事をしていたのですが、単調な仕事内容、資格のない将来への不安から、手に職をつけられる現職に転向しました。今は案件ごとに違う作業、違う工程課題があり、資格として身に着けた技術や経験で完成させる仕事をできることにやりがいを感じています。」 (辻副工場長:以下辻氏)「私は前職でも鉄工業に従事していて主に重量鉄骨を取り扱っていましたが、現在はもう少し軽量な部材で手すりや設備関連の製作に携わっています。経験があることで同業種内で自分に合った仕事に変えることができるところもこの業界の魅力ですね。」
(西田氏)「入社当初はは物を自身の手で作ることがメインの仕事でしたが、現在は工場長という立場で現場の統括する立場ですので、案件ごとのチームメンバーがうまくまとまりながら満足のいく仕事を納期内に納品できることを誇らしく思います。これは私の力だけでなくチーム全体での結果なので、常にチームワークを意識することが大切だと思います。」 (辻氏)「私は工場内や現場で物を作り上げて設置することがメインの仕事ですので、これがスムーズに進んだ時にやりがいと誇りを感じます。複数案件が同時進行する場面も多いですので、西田工場長と同じくチームワークで進めることが重要です。」
お二人に今後の目標、展望を伺うと、口素揃えるように「資格」という返答が返ってきた。 (西田氏)「工場長となった現在でも現場で必要とされる資格は多くあります。ですのでなるべく多くの受注ができるように筆頭となって資格を進んで取得していきたいです。」 (辻氏)「鉄工所という場所では溶接のJIS資格だけでなく、クレーンや玉掛など、多くの資格が必要な場面が多くあります。自分自身の価値を高めていくためにも、多くの資格を取得していきたいです。」
最後にお二人から将来溶接工に従事したいと考えるかたへメッセージをもらった。 「鉄工業では技術向上と危険回避、どちらも同じように重要とされます。安全を第一にしながら向上心・探求心を常に持って臆せずに仕事に臨んでください。」 飾り気のない基本原則的な言葉は、確かな技術で多くのお客様を満足させてきた両名だからこそだと感じた。 今回、役職も違うお二人からは終始一貫してチームワーク、向上心という言葉が多く聞かれた。これは長田工業所が掲げる三信条の「誠実」・「信頼」・「行動」ともリンクしている。 この信条が守られている長田工業所だからこそ、その社風・文化を基にした「アイアンプラネット」のような次世代へ鉄工業を紡ぐプロジェクトが生まれて来るのであろう。 ワンチームでの長田工業所の新たなトライに期待したい。
「間違いないものをお客様のもとに」
「やるときはやる」