溶接レシピ
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2024年03月27日
今年のテーマは”兜”と”鯉のぼり”というお題に沿って制作を進めました。 支柱先端の駕籠玉の部分はキャップナットを利用し兜のモチーフに。 鯉のぼりは風になびく様子を再現するためM8のネジ切り丸棒を支柱に 使用し、M8ナットに鯉のぼりを溶接して動きが出るように制作を進めました。立たせるためのベースは川を再現し鯉のぼりを夢見る鯉たちが泳いでいるシーンをイメージして進めました。
材料をエッジホッパーとエスパーダで切り出します ・鯉のぼり大 1.6t鉄板80mm×60mm エキスパンド80mm×140mm 番線65mm×2本 ・鯉のぼり中 1.6t鉄板60mm×45mm エキスパンド60mm×90mm 番線50mm×2本 ・鯉のぼり小 1.6t鉄板40mm×25mm エキスパンド40mm×70mm 番線35mm×2本 ・鯉大 19φ丸パイプ85mm ・鯉中 19φ丸パイプ70mm ・鯉小 19φ丸パイプ60mm ・支柱 M8ネジ切り丸棒420mm ・ベース 1.6t鉄板320mm×200mm
鯉のぼり大中小を作成。 それぞれの接点を点付けで溶接します
作成した鯉のぼりを番線とM8ナットへ溶接
鯉大中小の尾ヒレを再現するためエッジホッパーのコンターテーブルを 使用し切断
支柱をベースに溶接したのち、川を再現するため横面を切断
逆サイドも同じように
ナットキャップに端材の番線を溶接。 前立の再現をし兜のイメージに仕上げます
鯉は川を泳ぐイメージで配置し溶接 うろこのイメージをTIG溶接のローリングで再現しました
完成
作品紹介でも記載していますが風になびくシーンをイメージした動きが出すように作りました。 また川を泳ぐ鯉は鱗をTIG溶接のローリングで再現しています。 基本的には半自動溶接の点付けで完成するので制作難易度は易しいと思います。