溶接レシピ
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2024年03月28日
今年度のテーマの【兜or鯉のぼり】と聞いた瞬間に【兜】に決定致しました。4月後半に開催の大規模展示会(国際ウェルディングショー)の会場が大阪である事、営業所所在地から大阪城が近くにある事から豊臣秀吉公の兜を作成致しました。天下人に肖り、展示会の成功と営業成績向上を目指します!
鉄板(910mm×1820mm×1.2mm)をAPC-15Sを使用し作業し易いサイズにカット。 ※今回はおおよそ3分割。
事前に用意した型紙を基に鉄板に下書き。
下書きの通りにAPC-15Sを使用し各パーツのカット。
カットした各パーツにEH-01(コンターテーブル)を使用し切り込みを入れる作業。
カット/切り込みを入れた各パーツの研磨/おおまかな曲げ/穴明け 作業。
各パーツの仮付け溶接作業。
仮付けと並行し、タタキながら思い描く形に成型作業。
【手順6/手順7】を繰り返し、兜本体の仮付けと成型し、各部本溶接作業。 立物(装飾物)の組付け用ボルト(M4×20mm)×2本を兜の後方に溶接。
立物(装飾物)/兜本体の下地塗装の吹付け作業。
立物(装飾物)×2枚 /兜本体の本塗装の吹付け作業。
ザラザラとした質感になるようにスポンジを使用し最終塗装(梨地仕上げ風)作業。
錣(兜後方部分)の組付け作業。
兜後方に溶接したボルト(M4×20mm)×2本に立物(装飾物)×2枚+押さえの合計3枚を通し、蝶ナット(M4)にて締め付けて取り付け。
マネキンにかぶせ、支え(後方が重いため)を設置し、完成。 ※写真はLED照明の影響で白っぽく見えます。
☆コツ ・鉄は比較的柔らかく、曲げやタタキで修正が可能なので多少のズレはDIYの醍醐味と割り切り【鉄は熱いうちに打て!】を合言葉に! ☆こだわり ・曲げによる曲線再現を行うための各パーツ事の切り出し。 ・タタキによる微妙な成型。 ・梨地仕上げ風の最終塗装。